「プリンセス・マーケティング」谷本理恵子のレビュー

プリンセスマーケティング

女性に対して「良い文章の書き方」で書いても
モノやサービスは売れないってご存じでしたか?

女性には「女性心理」を理解した文章でなければ
彼女たちの心には響かないんですね。

私も「書く」仕事を長年やっているのに、
こんな女性心理についてロジカルに理解できたのはこの本のおかげです。

こんな人におすすめ

  • 女性向けの商品やサービスを販売しているネットショップの担当者
  • 女性向けのブログやWEB、チラシなどの文章を書くライターの方
  • 女性心理がわからない男性の方々(笑)

プリンセス・マーケティング

書籍の紹介

女性はみんな「自分がプリンセス」

実は男性と女性で求めているものが違うんですね。

  • 男性は冒険してヒーローになりたい
  • 女性は新しい世界でお姫様のように自分らしく生きたい

抽象的に言うとこんな感じになりますが、
悩みを解決したい、という事柄一つを取り上げても
アプローチ方法は全く変えたほうが良いのです。

一般的な「セールスライティング」は男性向けのアプローチが多いんですね。
例えば

  1. 現在の悩みや問題に気づかせる
  2. 問題を解決するベストな手段として納得させる
  3. 購入

というステップのストーリーを作るのが一般的。
でも、これは男性的なんですね。

ベストな解決法であることがストレートに分かれば
購入に至る男性と違って女性は真逆のアプローチです。

ぽっちゃりした女性がダイエット商品を欲しいと思っても、
本当な自分がそこまで太っているなんて思っていません。

なので、中途半端なダイエットのビフォーアフターを見ても響きません。

ライザップのCMのように、アフターがとんでもなく美しくなっている
くらいのギャップがなければ響かないんですね。

現実に気づいてもらうのも、リアルすぎる写真を見せたりせず、
サラリと軽く、「そういえば私も気になってたわ」
と共感できる程度にとどめるのが良いということなんです。

心に響いた言葉と私の感想

女性は「魔法で一気に、本来の場所に戻る」のを願う

プリンセス・マーケティング

実はライティングを考える上では
男性のほうが現実的に問題を認識しています。

女性は現実の姿はあくまで「仮の自分の姿」で
シンデレラのように、何か魔法のような出来事があって
一気に本来の姿(シンデレラになるような幸せ)が得られる。
と思っているとのこと。

私も女性なんですけど、かなり衝撃でした。
だって、今まで問題解決型のライティングしかしていなかったので…。

思えば私も同じような気持ちがあります。
しかし、女性がそんなにシンデレラ的な思考だってことには気づいてませんでした^^:

女性が信頼するのは自分の直感と、直感が正しいという信用

男性が信用しているのが「実質的な中身」に対して
女性は「共感できるイメージ」や「第一印象で感じたときめき」
だったりします。

確かに私も直感は大事にしますが、スペックを比較するタイプ。
自分の想像以上に女性は衝動買いが多いと知って驚きでした(笑)

私の母も、買って帰った洋服を結局「着ない」ということがよくあります。

その時は直感で「良い」と思っても、帰ったらなんか違ってた…
と思うのかもしれませんね(笑)

まとめ

一般的なマーケティング本やライティングの本は
男性にとって響く文章の書き方やアプローチがほとんどです。

女性のモノを売るには、男性とは真逆のアプローチをしなければ
本当の意味で心には響いていないんですね。

女性向けのマーケティングを簡単に表現するなら、
お姫様と姫に信頼されている執事、のような関係でしょうか。

失礼のない距離感で接し、信頼されているので
執事からの提案も「あなたが言うなら」と聞いてもらえる。

そんな関係づくりが女性への商品販売には大事、ということに気付かされました。

 

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