長い時を経て、リリースされたドラゴンズドグマ2。
待ち望んでいたファンも多いと思います。
ですが、リリース直後から海外を中心に不評が相次ぎ、
半ば炎上騒ぎになりました。
一体何が原因だったのでしょうか?
そこで今回は、ドラゴンズドグマ2が不評だった原因や評価を紹介します。
竜憑きが大不評の理由は?
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ユーザーから大不評だった要素として「竜憑き」がよく話題に上がっています。
竜憑きは、プレイヤーの配下(ポーン)が感染する病気のようなもので、
感染すると目が赤くなります。
感染状態のまま放置していると、
「宿で休んだ際に街中の人々を倒してしまう」という、
プレイヤーにとって甚大な被害をもたらす要素です。
これだけでもかなり厄介な仕様なのですが、
特に不満となっている要素がこちらです。
竜憑きになったかの判断がしづらい
ゲーム状況が進行すると、竜憑きについて簡単な説明や示唆する内容が出てくるものの、
具体的な説明はありません。
特に初見時は重要視しづらく、多くの人が
宿に泊まった後の惨状を見て気付くことになります。
また、竜憑きになったかどうかの見た目の判断が目の色しかなく、
ポーンの瞳の色を赤にしていた場合などは判断が困難です。
一応、竜憑きになるとポーンの会話内容が攻撃的になったりするのですが、
初見時で気付くのは難しいです。
実際にSNSでも判断しづらいという声が多数上がっていました。
解決方法が少ない
ポーンが竜憑きになってしまった場合の、
解決方法の少なさも不満点になっています。
竜憑きになった場合は、ポーンをロスト(死亡)させるしかありません。
その他に治療法や薬などもないので、解決方法はこの1つだけです。
さらに、この方法で解消してもポーンの顔には大きな傷が残り、
特定の場所にある温泉に入らない限り戻りません。
この仕様もプレイヤーに大きなストレスを与えており、
せっかくキャラメイクしたポーンに傷がつく仕様にも非難が集中しました。
甚大すぎる被害
気づきにくく、対処方法も少ないのに放置していた場合の被害は甚大です。
放置した場合、宿屋に留まった際にその街にいる人々を倒してしまいます。
一定時間経過すると、人々は戻ってくるものの、
クエストに関係する人などは進行ができなくなる場合もあります。
さらに宿屋に泊まった際は、チェックポイントが勝手に更新されるので、
やり直しもできません。
一応、蘇生アイテムを使うことで状況の修復は可能ですが、
蘇生アイテムは貴重なので簡単な修復は難しいです。
このような取り返しのつかない仕様も、大きな批判の原因になっています。
【ドラゴンズドグマ2】なぜ不評?その理由を紹介!
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竜憑きが大きな不満要素として話題になっていますが、その他にも不満点が多数あります。
中でも大きな不満になっているものを紹介します。
DLCが酷い
リリース直後の大きな炎上に繋がった原因がDLCでした。
ドラゴンズドグマ2の発売と共にDLCの販売も開始されたのですが、
その内容がキャラメイクをやり直すものアイテムが必要だったことに非難が集中します。
公式はゲーム内でも入手可能なアイテムと説明しましたが、
入手個数の少なさや有限アイテムだったことで、集金目的のDLCだと批判されました。
事前の説明などもなく、販売された点も不満が大きくなった原因かもしれません。
現在は、アップデートでゲーム内での入手個数が増えるなど改善もされています。
最適化不足
リリース直後から報告があった問題で、ゲームの最適化が不完全でフレームレートの低下、
酷い時はフリーズやクラッシュといった症状が相次いでいます。
特にPC版への影響は大きく、ハイスペックPCでもこのような症状が報告されています。
コンシューマー版はそこまで大きな問題にはなっていませんが、
人が密集する場所などでは重くなるようです。
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セーブデータの仕様
ドラゴンズドグマ2ではオートセーブでしかセーブデータが管理されておらず、
手動セーブしてもオートセーブで上書きされてしまいます。
ゲームの再開もオートセーブ時からか、
最後に宿屋に泊まった時のチェックポイントから、の2種類からしか再開できません。
この仕様が最悪で、ゲームオーバー時に宿屋から再開すると、
最後に宿屋を利用した所からの再開になり、同時にオートセーブもされてしまいます。
これにより、しばらく宿屋を利用していなかったりすると、
大きくロールバックしてしまいます。
さらにオートセーブもされてしまうので、やり直しもできません。
対処方法としては、こまめに宿屋で休むか、
宿屋からの再開を選ばないようにするしかありません。
移動の不便さ
ドラゴンズドグマ2では広大なフィールドを移動することになります。
ですが、よくあるファーストトラベルは特定のアイテムで、特定の場所にしかできません。
また、牛車という定期的に運行されている移動手段も、特定のルートや場所までしかありません。
なので基本的には徒歩による移動になります。
この移動の不便さは、シリーズ経験者だと慣れている人も多いのですが、
新しくこのゲームに触れた人には大きなストレスになっているようです。
また、前作からの不満点があまり解消されていないので、
シリーズ経験者からもあまりいい評価はありませんでした。
【ドラゴンズドグマ2】リリース後の評価は?
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発売前はかなり期待も高かったのですが、
発売直後は辛口な評価がほとんどを占めています。
これれの評価を受けて、公式もすぐにアップデートによる改善を発表し、
2024年3月29日に1回目のアップデートを行っています。
PC版などのフレームレート低下などは未だに改善されていませんが、
修正できる点のいくつかには改善がされました。
また、戦闘面や没入感の高さを評価する声もあり、
現在は賛否両論という評価に落ち着いています。
まとめ
今回は、ドラゴンズドグマ2が不評だった原因や評価を紹介しました。
その結果がこちらです。
- リリース直後は大不評で炎上
- 炎上の原因は、DLCやゲームの仕様
- 特に竜憑きは大不評
- 現在は、賛否両論に落ち着いている
シリーズファンも含めて多くの人が待ち望んでいた作品だったこともあり、
期待値が高い作品でした。
それもあって、大きな落胆に変わってしまったのかもしれませんね。
ですが、前作からの改善点や進化した部分が少ないのも事実なので、
不満が大きくなったのも仕方がないと思います。
今後の修正によってどこまで改善されるか分かりませんが、
できるだけ多くの不満点が解消されるように願いたいですね。