「スマホはサクサク繋がるのに、なんでPS4だけWi-Fiに繋がらないの…?」そんな経験、ありませんか?
ゲームを始めようとした矢先にネット接続のエラーが出ると、ちょっとしたストレスになりますよね。
特にオンライン対戦やアップデートが必要な時には致命的。
今回は、そんなモヤモヤをスッキリ解決するためのヒントを、わかりやすくまとめました。
難しい設定も、女性目線でやさしく解説していきます。
PS4がWi-Fiに繋がらない理由

PS4が突然Wi-Fiに繋がらなくなった…そんな時は、原因を一つずつ探ることが大切です。焦らず順を追ってチェックしてみましょう。
急に繋がらなくなった場合の原因
昨日までは普通に繋がっていたのに、今日になって突然エラー表示が出た…。
その場合は、まず「Wi-Fiの一時的な不具合」や「PS4の内部エラー」が考えられます。
特に、システムソフトウェアの自動更新後などに不具合が出ることも。
時間帯によっては回線が混雑していることもあるので、少し時間を置いてから再接続を試してみるのも一つの手です。
インターネット接続診断の結果と対策
PS4には「インターネット接続診断」という便利な機能があります。
これを使えば、どこで問題が発生しているのかを簡単にチェックできます。
「IPアドレス取得成功」まではいくけれど、「インターネット接続失敗」となる場合は、DNS設定の変更で改善することがあります。
Google Public DNS(8.8.8.8など)に切り替えるのも試す価値ありです。
IPアドレス取得失敗の可能性と解決法
「IPアドレス取得失敗」と表示された場合は、ルーターとの通信自体がうまくいっていない可能性が高いです。
まずはルーターを再起動してみましょう。
それでも改善しないときは、PS4側のネットワーク設定で「手動設定」を選び、IPアドレスを固定で入力する方法もあります。
この時、ルーターの「DHCP割り当て数」が上限に達していないかも確認してみてください。
スマホが繋がるのにPS4が繋がらない理由

スマホでは普通にインターネットが使えるのに、PS4だけが接続できない…。
そんな時は、デバイスごとの接続環境の違いやルーターの設定を見直してみましょう。
デバイス間の接続環境の違い
スマホとPS4では、Wi-Fiの受信方式や電波の感度が異なります。
とくにPS4は、Wi-Fiの電波が弱い場所や遮蔽物が多い環境だと繋がりにくくなることがあります。
例えば、ルーターとPS4の間に壁や家具が多い場合、それが電波を遮っている原因かもしれません。
スマホは高性能なアンテナを搭載している機種も多く、多少の電波干渉にも強いため「スマホは大丈夫だけどPS4はNG」という現象が起こるのです。
ルーター設定の確認と調整方法
ルーター側の設定が原因で、特定の機器だけ接続できないこともあります。
まず、ルーターに設定されている「MACアドレスフィルタリング」が有効になっていないか確認しましょう。
PS4のMACアドレスが登録されていない場合、接続がブロックされる可能性があります。
また、ルーターのファームウェアが古いと、不具合を起こすことも。
メーカーの公式サイトなどで、最新のアップデート情報をチェックしてみてください。
Wi-Fi信号の干渉を解消する手法
意外と見落としがちなのが、電子レンジやBluetooth機器などによる「電波干渉」です。
これらは2.4GHz帯のWi-Fiと同じ周波数を使っているため、PS4の接続が不安定になることがあります。
解決法としては、ルーターの設定から「5GHz帯」のWi-Fiを使用するようにすること。
PS4 SlimやProは5GHz帯に対応しているので、より安定した通信が期待できます。
SSIDが複数表示されている場合は、「〇〇-5G」などと記載された方を選びましょう。
PS4のWi-Fi設定の基本

一見ややこしそうに見えるPS4のネットワーク設定。
でも実は、手順さえわかればとってもシンプル。
基本の操作からちょっとした注意点まで、やさしくご案内します。
Wi-Fi接続の手順と注意点
まず、PS4のホーム画面から「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」の順に進みます。
その後、「Wi-Fiを使う」→「簡単」を選択すると、周辺のSSID(ネットワーク名)が一覧で表示されます。
ここでご自宅のWi-Fiを選び、パスワードを入力すればOK。
ただし注意したいのは、接続先を間違えて他人の回線に接続してしまうこと。
SSIDが似ている名前だと、うっかり間違えてしまうこともあるので、ラベルで確認したり、家族に再確認したりして、間違いのないようにしましょう。
SSIDとパスワードの正確な入力確認
パスワードを何度入力しても繋がらない…そんな時は、アルファベットの大文字・小文字の入力ミスや、見慣れない記号の見間違いが原因かも。
スマホのメモ帳などにコピー&ペーストして、表示させながら入力するとミスが減らせます。
また、パスワードそのものが変更されている場合もあるので、ご家族がルーターを再設定していないか、念のため確認しておくと安心です。
設定を高速化するためのポイント
少しでもスムーズに接続したいなら、DNSサーバーを自分で設定するのもひとつの手。
たとえば「8.8.8.8(Google DNS)」など、応答速度が早くて信頼性の高い設定に切り替えると、読み込み時間が短縮されることもあります。
また、PS4の「省電力設定」が通信の妨げになることもあるので、自動スタンバイのタイミングを見直しておくと、より快適なプレイ環境に近づきますよ。
問題を特定するための診断方法

Wi-Fiの不具合は“見えないトラブル”だからこそ、原因探しが少しやっかい。
でも、PS4には便利な診断機能が用意されているので、コツを押さえればスムーズに原因を特定できますよ。
Wi-Fi接続のトラブルシューティング手順
PS4の「ネットワーク設定」から「インターネット接続診断」を選ぶと、自動で接続状況をチェックしてくれます。
ここで注目したいのは「IPアドレス取得」と「インターネット接続」の項目。
どちらかが「失敗」になっていると、接続そのものに問題があるサインです。
もし失敗していたら、まずはルーターの再起動を。
PS4も一度電源を落として、数分待ってから再起動すると、改善することが多いです。
いわば“Wi-Fiのおまじない”的リセット、効果ありますよ。
インターネットの通信速度チェック
PS4では接続診断と同時に、上り・下りの通信速度もチェックできます。
「下り」が5Mbps以下だと、ゲームのダウンロードやオンラインプレイに支障が出ることも。
時間帯によって速度が変動することがあるので、夜間や休日に速度が遅くなる場合は、混雑回避のためにプレイ時間を少しずらすだけでも快適さが変わります。
もし速度が極端に遅い場合は、プロバイダや回線プランの見直しも視野に入れてみて。
接続不良時の再起動手順の重要性
つい見逃しがちなのが、再起動の順番。
おすすめは、まず「PS4の電源を完全に切る」→「ルーターの電源をオフ」→「1分待ってからルーターをオン」→「ルーターが安定したらPS4をオン」の順。
これにより、IPアドレスのリセットやキャッシュクリアがうまく機能し、接続が復活することがあります。
まさに、ちょっとした手間が大きな差になるポイントです。
PS4の接続問題の解決法

Wi-Fiがうまく繋がらないときの対処法は、一つだけではありません。
環境や原因によって、合う対策が違ってくるもの。
ここでは、具体的に効果的な「3つの解決アプローチ」をご紹介します。
有線接続に切り替えるメリット
もしお部屋の環境が許すなら、有線LANケーブルでの接続に切り替えるのが一番安定します。
Wi-Fiは便利ですが、どうしても「壁」や「家電の干渉」などで不安定になりがち。
LANケーブルなら、そういった心配がなく、通信速度も比較的安定しやすいのが魅力。
特に対戦ゲームを楽しむ方にはおすすめです。
LANケーブルは1,000円程度で手に入るので、コスパ重視の対策としても◎。
Wi-Fiのアクセスポイントを確認する方法
「うちのWi-Fiって2.4GHzと5GHzがあるけど、どっちがいいの?」という声も多いですよね。
実は、PS4 SlimやProは5GHz帯に対応しているので、そちらに切り替えると通信がスムーズになる場合も。
接続設定で「〇〇-5G」と表記されたSSIDを選ぶだけでOKです。
ただし、5GHzは壁に弱いという特性もあるので、ルーターとの距離が近い部屋での使用に向いています。
2.4GHzは多少速度が落ちても広範囲に届くので、場所によって使い分けるのがポイントです。
回線状況を改善するための対策
どうしても改善されないときは、回線そのものの見直しも視野に入れてみましょう。
特に、マンションタイプのインターネット回線では、夜の時間帯に極端に遅くなることも。
そんな時は、プロバイダを変更するか、通信速度が安定しやすい「光回線+IPv6対応」の契約への切り替えが有効です。
また、ルーターの性能が古いと、せっかくの高速回線も台無しになってしまうので、5年以上使っている場合は買い替えも検討してみてください。
快適なオンラインゲーム環境の整え方

「通信が途切れるたびにイライラ…」そんなストレスとはもうサヨナラ。
ちょっとした工夫で、安定したゲーム環境が整います。
今回は“見落としがちな3つのチェックポイント”を中心に解説します。
通信制限とその影響を理解する
最近はモバイル回線や一部のホームルーターで「月○GBまで高速通信」といった制限があるプランも増えています。
契約内容によっては、月末に速度制限がかかり、PS4のアップデートやオンライン対戦がまったく進まない…なんてことも。
通信速度が極端に落ちたときは、まず契約中のプランを確認してみましょう。
動画やゲームを日常的に楽しむ方には、速度制限のない「無制限プラン」や、光回線の方が向いています。
ゲーム機やデバイスの最適な設置方法
Wi-Fiは“空気を飛ぶ電波”なので、障害物や高さによって影響を受けやすいのが特徴です。
PS4本体を棚の奥や床に直置きしていると、電波の受信状況が悪くなることも。
理想は、床から少し高めの位置に設置し、周囲に障害物がない状態。
また、Wi-Fiルーターはなるべく家の中心に設置し、複数の部屋で電波が届くようにすると安定しやすくなります。
ちょっとした位置の調整だけでも、驚くほど改善されることがあるんです。
必要な容量と回線契約の見直し
オンラインゲームは、ただの“遊び”というより、インフラに近い存在。
だからこそ、自宅の回線プランも「ゲームに適した内容か?」をチェックしてみましょう。
たとえば、オンライン対戦や配信を行う方には「上り速度(アップロード)」も重要です。
また、家族で同時にスマホやPCを使うことが多いなら、回線の混雑も加味して「最大1Gbps以上の回線+高性能ルーター」が理想的です。
「少し贅沢かも…」と思っても、快適さの差は歴然ですよ。
まとめ
PS4がWi-Fiに繋がらないとき、「スマホは大丈夫なのに…」とつい焦ってしまうこと、ありますよね。
でも今回ご紹介したように、原因は設定のちょっとした違いや、環境のささいな変化によるものがほとんど。
Wi-Fiの基本を見直したり、接続診断を活用したりするだけで、意外とあっさり改善するケースも多いんです。
それでも難しいと感じたときは、有線接続に切り替えたり、回線そのものを見直すのも立派な選択肢。
「PS4が繋がらない」その一歩をきっかけに、ご自宅のネット環境を見直してみると、ゲームライフがぐっと快適になりますよ。
少しの工夫で、ストレスフリーなゲーム時間を手に入れましょう。