PS VR2とOculus(Meta Quest)はどっちが買い?VRゴーグル比較

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PS VRの後継機として発売が発表されたPS VR2。

現在、VR市場で人気のOculusとの性能差が気になっているユーザーも多くいます。

公開されている情報として、PS VR2では
有機ELを使った高画質映像・臨場感を感じる独自システム・独自ソフトの発売が
大きな利点として注目されています。

今回は、次世代のVR機となるPS VR2と人気の高いOculusをそれぞれ比較してみました。

目次

PS VR2とOculusを比較!注目の発売ソフトは?

まずは現在公開されているPS VR2の情報を元にOculusと比較していきます。

PS VR2の特徴として以下の3つの要素が公開されています。

  • 有機ELを使った高画質映像
  • 臨場感を感じる独自機能
  • 独自ソフト

それぞれ詳しく見ていきましょう。

〇有機ELを使った高画質映像

PS VR2ではディスプレイ方式に有機ELが採用されていると発表されていますが、
Oculusと比較すると以下のようになります。

PS VR2

  • ・ディスプレイ方式:有機EL
  • ・パネル解像度(片方):2000×2040

Oculus

  • ディスプレイ方式:液晶
  • パネル解像度(片方):1832×1920

それほど差はありませんが、僅かながらPS VR2の方が解像度が高いです。

ディスプレイ方式の有機ELは、映像を滑らかに表示する事に長けており、
黒色をハッキリと表示させます。

全体的に画面の動きが滑らかで落ち着いた映像になるでしょう。

一方で、Oculusで採用されている液晶は、明るく鮮やかな映像になります。

解像度にもそれほど差はないので、映像の見え方による好みで分かれると思います。

〇臨場感を感じる独自機能

PS VR2にはOculusにはない独自の機能が組み込まれています。

それが、「フォービエイテッド・レンダリング」と「視線トラッキング機能」です。

フォービエイテッド・レンダリング

人間の視界を忠実に再現し、視野の中心を高解像度に、
視野の端を低解像度にする機能がフォービエイテッド・レンダリングです。

このシステムで、より没入度の高い映像を楽しめます。

視線トラッキング機能

視線トラッキング機能はプレイヤーの視線を追跡・分析する機能で、
よりリアルな視線の動きを再現しています。

フォービエイテッド・レンダリングと合わさると、
まるでその場にいるかのような臨場感が味わえます。

これら2つの機能はOculusにはないので、PS VR2独自の強みになります。

〇独自ソフト

現在発表されているPS VR2に対応したソフトは約41タイトルで、
有名ソフトやPCではVR化されていない独自ソフトもあります。

人気ソフトでありながら、VR化がされていない「バイオハザード8」や
「グランツーリスモ7」といった作品も遊べるので、こちらもPS VR2の魅力になります。

〇それぞれの価格について

最終的に気になるのが価格ですが、それぞれの本体価格がこちらです。

  • PS VR2:74,980円
  • Meta Quest 2:128GB 59,400円・256GBモデル 74,400円

しかし、PS VR2はPS5専用機器なので、使用するにはPS5も必要になります。

PS5の価格は通常版で、60,478円でデジタル版は49,478円となっており、
一から揃えると10万を超える価格になります。

Meta Quest 2は本体だけでもVR映像を楽しめますが、
ゲームを遊ぶにはゲーミングPCが必要になります。

パソコンのスペックによって値段は上下しますが、
15~30万ほどの価格が予想されます。

全く何もない状態からVRゲームを遊びたい場合には、PS VR2の方が安く購入できます。

もしもすでにPS5やゲーミングPCをお持ちの場合には、
本体のみの購入でいいですし、映像作品のみを楽しみたいだけなら
Meta Quest 2本体の購入だけでも問題ありません。

自分の環境や目的に合わせて検討してみて下さい。

PS VR2のヘッドセット・メガネの着け心地や性能は?

PS VR2のヘッドセット・メガネの重量などの情報は公開されていませんが、
体験会などで付けた人たちの感想ではMeta Quest 2よりも軽く感じたという声が大きいようです。

また、肌に当たるクッション素材も柔らかく、
長時間の仕様でも疲れにくい設計がされているようです。

Meta Quest 2は海外の製品という事もあるのか、
鼻が低いとうまくフィットせずにズレるといった声もありました。

PS VR2では、その点も配慮されており密着度が高くズレにくいです。

メガネ部分も余裕があり、眼鏡をかけていても窮屈さを感じないようになっています。

ダイヤルでレンズの調整もできるので、それぞれの環境に合わせた調節が可能です。

総合すると、Meta Quest 2よりも日本人向けに調整された設計で作られているようです。

Meta Quest 2を使って、いまいち顔に合わないと感じた方や、
違和感がある方は検討してみてもいいかもしれません。

まずは体験会などで試してみましょう。

まとめ

今回は、次世代のVR機となるPS VR2と人気の高いOculusをそれぞれ比較してみました。

VRの次世代機として注目されているPS VR2ですが、
現在普及しているOculusのMeta Quest 2と比べても大きな性能差はありませんでした。

映像や没入感はPS VR2の方が少し上ですが、
性能よりもご自身の環境や目的に合わせて選んだ方がいいと思います。

また、以下の3つの事が分かりました。

  • PS VR2では人気ソフトをVRで遊べる
  • 一からVRゲームを遊ぶなら、PS VR2の方が安く済む
  • Meta Quest 2よりも日本人に配慮した設計

2023年初頭の発売と発表されていますが、まだ明確な日付は公表されていません。

発売が待ち遠しいですが、新情報に期待しながら発売を楽しみにしておきましょう。

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