STEPN(ステップン)は怪しい?歩くだけで稼げる仕組みとリスク

STEPN(ステップン)は怪しい?歩くだけで稼げる仕組みとリスクについて
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最近、お笑い芸人の巨額投資トラブルで話題になったSTEPN(ステップン)ですが、
怪しいNFTゲームなのか気になりませんか?

私もNFTゲーム初心者なので、いろいろ調べてみました。

「歩くだけで稼げる」などと言われているので、
それだけで怪しさを感じるかもしれませんね。

ポイントは「その原資がどこから出ているのか?」です。

STEPNはプレイヤー利益の原資が、
新規参入プレイヤーの初期投資資金から出ると言われています。

そのあたりが「STEPNは怪しい」と言われる理由でしょう。

目次

STEPNが怪しいと言われるゲームの仕組み

ゲームの流れをおさらいすると、

STEPNのゲーム内で靴を買い(NFTで靴を買う)、
移動するとゲーム内通貨(GSTやGMT)が貯まります。

収益化するには、
GSTやGMTをSolana(SOL)などの仮想通貨を経由して円に戻します。

歩くだけで通貨がたまるので、

  • 通貨を買いたい人が増える
  • ゲームをしたいプレイヤーが増える
  • ゲーム内通貨が急騰する(NFTの価値があがる)
  • さらにやりたい人が増えるので通貨を買いたい人が増える…。

という流れなので「歩くだけで稼げる」と言われているんですね。

ゲームを始めるために必要な「靴」をNFTで買うので、
靴の価格が相場に応じて変動するんですね。

高騰してたときは、一番安くても13万円とかしたらしいです。
良い靴(稼ぎやすい靴)はもっと何十万円とかしたらしいですよー。

高っ!
普通の主婦には買えない価格ですよねぇ~(汗)

ちなみに、2022年7月23日時点で最安値の靴は4,000円ほどでした。

13万円が4,000円って…。
あらためて仮想通貨やNFTゲームのリスクを実感しますね。。

話を戻すと、
靴の価格変動が大きいこと、怪しいこととは無関係です。

怪しいと言われているのは、
プレイヤー利益の原資が、新規参入プレイヤーの
初期投資資金から出ると言われているところ。

わかりやすく言うとねずみ講に近い感じですね。

それもあって、専門用語で「ポンジスキーム」と呼ばれる投資詐欺では?
と噂する人も多いです。

新規参入プレイヤーが増えている間は資金が入ってくるので
既存プレイヤーにも還元されますが、
新規参入が減るとサービス継続が難しくなって破綻してしまう。

ということもあり得るのであります。

こう聞くと、危なっかしいシステムだな…と思いませんか?

ですが実は、
NFTゲームのほとんどが、STEPN同様に、
既存プレイヤーの稼ぎは新規参入プレイヤーの初期投資費用から出ているようです。

STEPN自体は怪しいわけではないのですが、
誤解を恐れずに言えば、NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)全般が
STEPNと同じような仕組みになっているんですね。

むしろ、NFTゲーム初心者の私でもSTEPNを聞いたことがあったので
NFTゲームの中ではかなり有名でユーザーも多いゲームなんですよ。

STEPNやNFTゲームのリスクとは?

その他のリスクとして、次のようなことが挙げられます。

プレイヤーが減ってNFTの価値が下落すること

STEPNやNFTゲームの一番のリスクは、
「遊ぶプレイヤーが減ってNFTの価値が下落すること」でしょう。

新規参入者が減ってしまうと、報酬が減ってプレイヤーも離れてしまいます。

仮想通貨取引所の不具合が生じること

仮想通貨の取引所も、急に取引量が増えるなど
不測の事態が起こると不具合が起こることもあり得ます。

東証のようなリアルな相場でもごく稀にシステムトラブルがあったので
仮想通貨の取引所でも同様のことがあるかもしれません。

STEPNアプリの不具合

ゲームアプリ側でも不具合が起こる可能性があります。
ゲームもシステムで動いているので完全とはいえませんよね。

Solanaブロックチェーンの不具合

STEPNの靴購入で使われているSOLの仮想通貨に不具合やトラブルがあると
一時的に取引ができないなどの不具合が生じる可能性もあります。

日本政府によるNFTゲームの規制

NFTゲームがもっとメジャーになってきたら、
国による規制も入るかもしれません。

規制によって影響が出れば、新規参入が減るなどして
GSTやSOLの下落につながるかもしれません。

STEPNの運営会社やゲームアプリは信頼性あり

STEPNは怪しいのか?という視点でお話してきましたが、
創始目的は理念があって、運営会社や開発者は信頼性があるんです。

収益の一部は環境問題のために寄付されている

STEPNはオーストラリアで開発されたのですが、
環境問題に役立てる目的もあるとのことです。

実際、収益の一部は環境問題のために寄付されているそうですよ。

2020年に起こったオーストラリアの大規模火災から、
開発者たちが環境問題について真剣に考えるようになったそうです。

運営会社名は「Find Satoshi Lab」

仮想通貨の生みの親である「ナカモト・サトシ」さんや
ポケモンの主人公の「サトシ」をイメージさせる名前ですよね^^

STEPNのゲーム性も「ポケモンGO」みたいなゲームアプリですし、
日本人に人気になった理由も想像できます(笑)

↓Yahoo!ニュース記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/54473373e179d4465acfdff153e8ce10765a1c9d

ベンチャーキャピタル「SEQUOIA」が支援者

STEPNはAppleやGoogle、Zoomなど初期段階から出資してきた
超有力投資機関の「SEQUOIA(セコイア)」が支援しています。

この「SEQUOIA」はアメリカを代表するベンチャーキャピタルとのことで
そんな会社が支援してくれているのは信頼性が高いですよね。

STEPNは「App Store」と「Google Play」で利用できる

「App Store」と「Google Play」で公式アプリとして掲載されるには
非常に高いハードルがあると言われています。

特に「App Store」の審査は厳しいことで知られているんですね。

そのガイドラインに合格してアプリとして登録されているので、
この点でも信頼性が高いと言えるでしょう。

まとめ

STEPNはポンジスキーム的な要素もあるので
怪しいと言われるのも仕方ないかもしれません。

ただ、現時点ではどのNFTゲームも、
初期投資が稼ぎの原資になっている側面があります。

ゲーム内アイテムをNFTで購入することになるので、
投資として考えてプレイする必要があるでしょう。

当たり前ですが、ゲームでもゲームでなくても、
お金を借りて投資するものではないので注意してくださいね!

稼ぐことを目的にするなら、人気絶頂のときを見計らって
利益を確定させるようにするのが良いでしょうね~

ですが、ゆくゆくは、一般的な「稼げない」ゲームやアプリのように、
「稼げなくてもゲーム性が面白いのでやりたい」と思うユーザーが増えると、
NFTゲームも変わってくるんじゃないかな~と思います。

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